旧園舎の園庭として利用されていた樹々が生い茂る、森のような場所に新園舎を建てることになった。
そこには10m以上の木々が数多く残っており、計画はそれらを可能な限り残すところからスタートした。
森のような情緒が建物を建てることで汚されるのではなく、それらが互いに溶け合うこと、自然と一体になることが重要であると考えました。
完成した園舎は樹々を残したことで、子供たちが森の中を自由に駆け回り、自分達で考えながら遊び、たくましい心と体を育んでくれることを期待しています。
外装材、内装材、床材にも自然素材をふんだんに利用し、体に優しく子供達と共に育つ保育園となった。