ようやく12月らしい気候になってきました。
現場は昨日から地盤改良工事に着手しています。
地盤改良には大きく分けて、表層改良と柱状改良があります。
今回は支持層まで少し深さがあった為、柱状改良を選択しています。
柱状改良は、大きなドリルで掘削し、建物を建てる範囲にセメントの柱を打って地盤を強化する工法で、セメントと土を混ぜた円柱状の固い塊を建物基礎の下に何本もつくるというイメージです。
建物は、見えている部分を補強したり手直しする事は容易にできますが、基礎から下の部分を後から補修することはほぼ不可能です。
つまり工事監理を行う上で、地盤改良工事や基礎工事は最も重要な工程であり、神経を使うところです。
その為あらかじめ地盤調査をし、補強方法を検討し、施工計画、施工状況確認、施工報告書確認を行うことが我々の仕事です。
これから基礎工事へと進んでいきますが、まだまだ重要な工事工程が続きます。