所在地
和歌山市島
竣工年
2020
構造
鉄筋コンクリート造
規模
地上1階建
敷地面積
1,589㎡
延べ面積
14㎡
昭和40年代に建設された大規模団地にほど近い場所に建つ公園内の公衆トイレの建替計画である。
これまでの「汚い・暗い・臭い」から「安全・安心・清潔」へと意識が変わるように建築要素を構成しました。
躯体は鉄筋コンクリート造ですが、屋根には鉄骨を採用し屋根が浮いたような軽快な外観とし、躯体と浮いた屋根の間にガラスを設置し、屋根の浮遊感を演出しました。
夜間はハイサイドから漏れた光が周辺を照らし犯罪への抑制効果を期待すると共に、昼間はハイサイドライトから自然光を内部に取り込み、照明の機能を補います。
外観正面には、サインも兼ねたアクリル板の袖壁を採用しRC造の重量感を軽減しています。